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【FE名古屋】第9節vsバンビシャス奈良

第9節、Fイーグルス名古屋はアウェーでバンビシャス奈良と対戦しました。
バンビシャス奈良は、11月の頭に中地区2位の西宮ストークスから1勝を奪うなど、徐々に調子を上げてきています。しかし、FE名古屋も、首位を守るためには相手が誰であれ負けられません。連勝してホームに帰りましょう!
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バンビシャス奈良の名物マスコット、シカッチェ!

会場のジェイテクトアリーナは、橿原(かしはら)神宮や神武天皇陵のすぐ近く。奈良の歴史を感じます。
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試合前には、橿原神宮に必勝祈願に行ってきました。FE名古屋のブースターと奈良のブースターの両方に必勝祈願されて、神様も大変だと思います。笑

第1戦、奈良は第1Qからいきなり猛攻を仕掛けてきます。特に#41ジョン・フラワーズ選手はこのQだけで3Pを4/5の高確率で沈め、16得点。FE名古屋も#22福澤選手が10得点しますが、奈良のオフェンスを止められず18-27の9点ビハインドとなります。
第2Qの序盤も奈良のオフェンスを止められずに苦しみますが、残り2分を切ったあたりから#25ロドニー・カーニー選手を中心に13-0のランを繰り出し、点差を一気に2点に縮めます。
第3Qに入るとFE名古屋はさらにギアを上げます。チーム全体で3Pを6/8の高確率で沈めつつ、ディフェンスでも奈良を苦しめ、このQを32-13として突き放します。
第4QにはFE名古屋の3Pの確率が落ちますが、奈良も同様に3Pが決まらず、点差が詰まりません。インサイドで得点を重ねる奈良に対し、FE名古屋はファウルで得たフリースローをしっかり沈め、そのまま勝利を収めました。

第2戦も、第1Qは奈良のペースとなります。カーニー選手や#16坂本選手がフラワーズ選手を相手に身体を張ったディフェンスを見せますが、タフなシュートもことごとく決められてしまいます。FE名古屋も負けじとカーニー選手を中心に得点しますが、フラワーズ選手以外の選手にも高確率でシュートを決められてしまい、21-29の8点ビハインド。
しかし第2Qになると、FE名古屋はスイッチが切り替わったかのような高いパフォーマンスを披露します。特に、残り4分を切ってからは奈良を0点に抑える素晴らしいディフェンス。このQを25-7とし、46-36の10点リードで前半を終了します。
第3Qに入ると、坂本選手が活躍してFE名古屋のオフェンスをけん引します。しかし、奈良も積極的に攻めてフリースローを獲得し、FE名古屋に食らいついてきます。
第4Qにも奈良はフリースローなどで得点を重ねますが、FE名古屋は、#6大塚選手の3Pや、終盤に入った#18小幡選手のインサイドアタックなどで点差を保ったまま試合終了。第1戦に続き、第1Qのビハインドからの逆転勝利となりました。

どちらの試合も、FE名古屋の地力の強さが見られる内容だった一方で、立ち上がりの悪さも垣間見えてしまいました。首位を相手に気合充分で攻めてくる相手に対し、どこか受け身になってしまっている部分があるのかも?
それでも慌てない選手やコーチ陣にはさすがの一言なんですけどね。特に第2戦では、ビハインドの時間帯に大塚選手が積極的に声を張り上げてチームを鼓舞していて、昨季MVPの精神面での強さを感じることができました。
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今節からスターティングメンバーに復帰した大塚選手。メンタル面でもチームを引っ張ってくれます。

以下、この日の感想を写真と一緒に。
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選手入場前とハーフタイムには、倭さんによる和太鼓パフォーマンス!ステージがアウェーエンド席の目の前だったので大迫力でした。奈良のイメージにあった素晴らしいパフォーマンスでした。

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この日は、カーニー選手がスターティングメンバーに入りました。インサイドのディフェンスでは苦戦している印象でしたが、オフェンスは他の選手を圧倒するレベルだと思います。

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ただ、カーニー選手はこの日の試合で、ドライブに行った際に太ももを痛めてしまった様子。試合後は自分の脚で歩いて帰ったので大きなケガではないと信じたいですが。早い快復を祈ります。

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スターティングメンバーを外れたアラビ選手に代わってインサイドで奮闘したのは坂本選手。身体を張ったプレーで、相手から何度もファウルを奪いました。

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プレーはもちろん、ベンチからの盛り上げでも貢献してくれた#22福澤選手。#20河相選手が相手からチャージングを奪ったときには、「ほぼ演技ー!」とヤジってベンチやブースターを笑わせてくれました。

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試合終盤には、小幡選手も出場。力強いプレーでフリースローを獲得していました。ベンチのアラビ選手からは、「OBATA!」コールが聞こえてきました。

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そして、忘れてはいけないバンビーナスの皆さん。コートでパフォーマンスするだけでなく、客席の合間にまで入って会場を盛り上げてくれました。

というわけで、ここまでのFE名古屋の成績は15勝3敗。次の信州ブレイブウォリアーズ戦も連勝して、中地区首位のまま交流戦といきましょう!

次節(12/3,4)の見所、チケットの購入はコチラ↓↓
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次節(12/3,4)のタイムスケジュールはコチラ↓↓
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頑張れ!ファイティングイーグルス名古屋!
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【FE名古屋】第9節vsバンビシャス奈良 プレビュー

B2第9節、Fイーグルス名古屋はアウェイでバンビシャス奈良と対戦です。
前回の対戦(第3節)ではホームで2勝。バンビシャス奈良の電子新聞「シカバン」によれば、前回の対戦時には#32アンディー・オガデ選手がケガの影響で出場時間が短くなっており、今節でのリベンジに燃えているそうです。
なお、バンビシャス奈良の「シカバン」は、選手へのインタビューなどここでしか読めない内容を、週2,3回のハイペースで配信してくれます。それに、配信開始/停止もメールを1通送るのみ。バンビシャス奈良以外のブースターの方も、ぜひ登録をオススメします。
↓シカバン公式↓
http://www.yamatoseikei.co.jp/sikaban.html

しかし、このままB2中地区首位をキープするためには、1試合も落とすわけにはいきません。それに、#25ロドニー・カーニー選手など、ケガから復帰した選手が調子を上げてきているのはFイーグルス名古屋も同じ。ここ数節で連勝の難しさを感じているところですが、なんとしても勝利を掴みとりたい。
それでは、バンビシャス奈良の情報をおさらいしていきましょう。

【対戦相手】
バンビシャス奈良
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現在の成績:B2(中地区)4位 6勝10敗

注目選手①:アンディー・オガデ選手#32
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11月の4試合で平均15.5得点を記録。#41ジョン・フラワーズ選手とともに、奈良の得点源になっている。上に書いたように、今節へ向けて気合は十分で、インサイドでタフなプレーを仕掛けてくることが予想される。
FE名古屋としては、早い時間帯に#21アラビ選手や#25カーニー選手のファウルがかさんでしまうと苦しい展開になる。不用意なファウルに気をつけてディフェンスしたい。

注目選手②:平尾充庸選手#25
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B2全体で4位の3P成功率(43.8%)を誇る。先日のアースフレンズ東京Zとの対戦ではシュートタッチに苦しんだが、11/5の西宮Sに勝利した一戦では、3Pを5/6成功して勝利に貢献。今節、ホームへ戻ってシュートタッチを取り戻してくるか。
対するFE名古屋は、前節の西宮Sとの二戦目で3Pを高確率で決められて敗戦。アウトサイドへのディフェンスを修正できるか、要注目。

注目選手(?):シカッチェ
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言わずと知れた、バンビシャス奈良の人気マスコット。ブースターの熱い応援を先導して会場を盛り上げる。FE名古屋からすれば超アウェーの雰囲気になることは間違いない。
趣味は飴を配ること。最近の悩みは、自分以外のBリーグのマスコットがみんな服を着ていること。
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【見どころ】
1.ジャンプシュートへのディフェンス
西宮戦では、#14ヴァンデンバーグ選手や#15オーウェンス選手にインサイドで活躍され、アウトサイドの選手がフリーになる結果に。相手に強力なインサイドプレーヤーがいる場合、そちらにディフェンスが引っ張られてしまうのはある程度仕方ないが、その後のカバーの精度を高めたい。

2.序盤と終盤のオフェンス
終盤のオフェンスで、エースや大黒柱と呼ばれる選手にボールが集中するのはどこのチームも同じ。FE名古屋でいえば、カーニー選手やアラビ選手。
その終盤のオフェンスの成功のウラには、序盤に他の選手が活躍できていたかどうかの影響が大きい。序盤で他の選手が活躍していれば、終盤はエースが攻めてくるとわかっていても、他の選手をフリーにはできない。一方、序盤からエース頼りでゲームが進むと、終盤には思い切りよくダブルチームに行くこともできる。
もちろん、そこで他の選手にパスを回されて得点することもあるが、思い切りよくダブルチームに行っていれば、その後のカバーもしやすい。ところが、ダブルチームに行くかどうか迷って出足が遅れてしまうと、その後のディフェンスで必ずほころびができるはず。
終盤のエース中心のオフェンスを成功させるためにも、他の選手の活躍に期待したい。

今節と次節が終わると、他地区との交流戦が始まります。中地区1位のまま交流戦に突入しましょう!
頑張れ!Fイーグルス名古屋!!
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【FE名古屋】第8節第1戦vs西宮ストークス

第8節第1戦、Fイーグルス名古屋はアウェーで西宮ストークスと対戦。
中地区1位と2位による首位攻防戦です。お互い何が何でも勝ちに行きたい試合。熱戦になることを期待します。
ちなみに、私事ですが自身初のアウェー参戦。他チームのホームの雰囲気を十分に味わってきたいと思います。
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アウェーの楽しみといえば、普段は見られない他チームのチアさん。FEgirlsとはまた違う、大人の魅力に溢れるパフォーマンスでした。

この日は、B2の試合前に育英高校(兵庫代表)vs近畿大学附属高校(大阪代表)のエキシビジョンゲームが行われました。どちらもウインターカップに出場する強豪校。
試合は、第1Q、第3Qに育英が先行するも、第2Q、第4Qに近大附がインサイド中心に追い上げる展開。最後は僅かに届かず、59-58で育英の勝利となりました。
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ウインターカップ出場校同士の対戦に相応しい好ゲームでした。

エキシビジョンゲームが終わると、FE名古屋と西宮の選手のアップが始まりました。
西宮は、#15オーウェンス選手が、観客席の子どもや高校生とパス交換しながらシューティングをしていました。嬉しいファンサービスですね!なかなかシュートが決まらず、他の選手がロッカールームに戻り始める頃になってもやめるタイミングを失ってしまっていたのはご愛嬌(笑)。
一方、FE名古屋は、試合前のアップ恒例のダンクショー。この日は、#20河相選手や#18小幡選手のダンクもありました。#16坂本選手はクラッチからのバックダンク、#21アラビ選手はボードに当てての1人アリウープ、#17サンダース選手はワンバウンドさせてからボードに当てての1人アリウープを披露しました。さらに、#25カーニー選手はレッグスルーダンクに成功!ホームのときよりも豪華なダンクショーでした。

この日のFE名古屋は、#5伊藤選手、#10杉本選手、#16坂本選手、#21アラビ選手、#22福澤選手でスタート。
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ホームゲームでは見られない白のユニフォーム姿。

第1Q、FE名古屋は福澤選手の3Pから入り、順調に得点を奪います。しかし、5分を過ぎたあたりから流れは西宮に。ターンオーバーから得点を許し、逆転されてしまいます。それでも、#17サンダース選手、#32武藤選手がインサイドでゴールを決め、同点で第2Qへ。
第2Q、序盤はFE名古屋が決めれば西宮が決め返すという緊迫した展開となりますが、中盤に福澤選手が連続で3Pを成功。その後、#25カーニー選手がインサイドで囲まれた状態からダンクに持ち込むスーパープレーを見せ、一時はリードを9点とします。しかし、西宮も#13道原選手の3連続ゴールなど意地を見せます。結果、40-37の3点リードで前半終了。
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この試合から#6大塚選手も復帰。やはり、ゲームをコントロールする力はチーム随一です。

第3Q、FE名古屋はアラビ選手を中心に順調に得点を加えます。また、アラビ選手にマークが集中すれば、杉本選手、#20河相選手、武藤選手が外からシュートを決めるなどディフェンスの的を絞らせません。一方、西宮はインサイドやミドルレンジのシュートは決まるものの、3Pが決まらず、じわじわと点差が開きます。
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FE名古屋のインサイドに君臨するアラビ選手。

第4Q、西宮は道原選手や#15オーウェンス選手が果敢に攻めてFE名古屋からファウルを引き出してフリースローで得点するなど、FE名古屋を徐々に追い上げ、残り3分で同点となります。ここで活躍したのはカーニー選手。フリースローを2本決めた後、速攻からジャンプシュートを決め、残り14秒には値千金の3P。
その後、4点リードで迎えた最後の西宮のオフェンスで3Pファウルを取られます。そして、2本のフリースローを決められた後にオフェンスリバウンドを奪われるなど危うく逆転されそうになりますが、西宮のシュートがリングに嫌われ、80-78で終戦。辛くも逃げ切った形でFイーグルスが勝利しました。
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終盤の大事な場面で違いを見せたカーニー選手。

終始お互いに譲らない展開が続き、首位攻防戦に相応しい熱戦となりました。こういった一戦をモノにしたのは本当に大きいです。

ちなみにこの日、午前中の雨のせいもあってかコートが滑りやすくなっており、モップをかけても何度も選手が足を滑らせていました。
西宮の運営の方々も十分に気をつけてくれているとは思いますが、選手のケガにも繋がりかねないので、もう少し何とかなるといいなと思いました。

以下、この日の感想を写真と一緒に。
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選手入場では、大塚選手の名前が呼ばれないアクシデント。入場のタイミングを失ってしまい、最後にこっそり入場。その際には、他の選手(主に河相選手?)に「お前は誰だ!?」とイジられていました。

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FE名古屋のアップ恒例のダンクショー!アウェーでもやっているとは。というか、アウェーの方が豪華でした。笑
大事な一戦を前に、選手たちも気合十分です!

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ゴール下の攻防やルーズボール争いからも、この一戦にかける想いが伝わってきます。

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ベンチの雰囲気も良好。武藤選手がバスケットカウントを決めた際には、この笑顔です。

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最後に、ストークスチアリーダーズの皆さん。本当に楽しそうにパフォーマンスをしているのが印象的で、完全に虜になりました。
西宮近郊にお住いの方、アウェーチームのブースターの方、一度見に行っておいて損はないですよ!

というわけで、ここまでのFE名古屋の成績は13勝2敗。まずは、西宮との首位攻防戦に1勝です。
首位キープに向けて、頑張れ!ファイティングイーグルス名古屋!
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【FE名古屋】第8節vs西宮ストークス プレビュー

B2第8節、Fイーグルス名古屋はアウェイで西宮ストークスとの大一番に挑みます。
前回の対戦(第1節)では1勝1敗の痛み分け。とはいえ、第1戦でロドニー・カーニー選手がケガをしてしまった影響もあって第2戦では二桁差をつけられてしまい、得失点差では遅れをとる結果に。その後の試合で順位は逆転して、現在は1ゲーム差でFイーグルスが首位となっていますが、今節の結果次第ではまた逆転する可能性もあります。
いずれにせよ、この首位攻防戦がB2中地区の今後を左右する試合になることは間違いありません。それでは、注目の1戦を前に、西宮ストークスの情報をおさらいしていきましょう。

【対戦相手】
西宮ストークス
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現在の成績:B2(中地区)2位 11勝3敗

注目選手①:谷直樹選手#9
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前回の対戦では、2試合合計で29点を記録。谷選手のアウトサイドが入り出すと、FE名古屋としては苦しい展開になることが予想される。また、西宮は現時点で3Pの成功率がB2トップの36.9%と、谷選手以外のアウトサイドにも注意が必要。集中を切らさずにチームでディフェンスを固めたい。

注目選手②:ジョーダン・ヴァンデンバーグ選手#14
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10月末に契約したばかりのインサイドプレーヤー。連携の面ではこれからかと思っていたが、ウィル・クリークモア選手が抜けたことですぐにでも活躍してほしいチーム状況となった。B2で最長身だったFE名古屋のアラビ選手#21と同じ216cmの高さを誇り、チームにフィットさえすれば大きな戦力になることは間違いない。1週の休みを挟んで迎える第8節、ヴァンデンバーグ選手と他の選手の絡みに注目。

【見どころ】
1.インサイドの主導権争い
前述したように、西宮はヴァンデンバーグ選手が活躍できるかどうかがインサイドの鍵となる。対するFE名古屋で鍵となるのは、もちろんアラビ選手。ただ、ここ数試合は出場したり欠場したりを繰り返しており、コンディションに不安が残る。西宮は先週の休みでヴァンデンバーグ選手との連携を高められているか、FE名古屋はアラビ選手のコンディションを整えられているかが重要なポイントだ。
また、FE名古屋はロドニー・カーニー選手#25、西宮はラリー・オーウェンス選手#15といったアウトサイド寄りの外国籍選手も備えている。何れも高い得点力を備えているものの、本来インサイドで活躍する選手ではないだけに、ヴァンデンバーグ選手やアラビ選手といったセンター陣を相手にする場合には、ディフェンス面で不安も残る。このため、外国籍選手が交代するタイミングも注目すべきポイントになるかもしれない。
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ラリー・サンダース選手#17含め、状況に応じて外国籍選手をうまく使い分けていけるか。

2.チーム全体でのオフェンス
前節、FE名古屋ではカーニー選手が復帰を果たしたが、1人でボールを止めてオフェンスをしている場面が多く、チーム全体の動きが止まってしまう場面が多々あった。スタッツを見ても、全試合平均でのチームのアシスト数が12.1であるのに対し、カーニー選手が出場した2試合では平均7となっている。
いくら個人能力が高いとはいえ、オフェンスの狙いどころがバレてしまえば守る側としては対策が立てやすい。この2週間でどこまでカーニー選手を含めたチームオフェンスを構築できたかが、勝敗を分けるポイントの1つだ。
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今節での復帰が予想される大塚選手#6のゲームコントロールにも期待したい。

ちなみに、今週末はスポナビライブが無料!現地に行けない人も、スマホやPCの前で応援してください!
頑張れ!Fイーグルス名古屋!!
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バスケ生観戦のすすめ②〜バスケ以外の魅力編〜

バスケットボールを生で観戦する面白さについて、今回は競技の内容からは離れて、1つのイベントとしての視点で紹介していきます。
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【第1回】バスケットボールという競技の魅力についての紹介はコチラ↓↓
http://cabrerabb.hatenablog.com/entry/2016/11/13/132328

1つ目の魅力は、「選手との距離が近い」ことです。
バスケは、数あるスポーツの中でも最も近くでプロのプレーを見ることができるスポーツだと思います。一番近い席は、コートのラインから1〜2mの距離で、選手と会話ができる程です。その距離から見るプレーの数々は本当に迫力満点!
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また、チームにもよりますが、試合後に選手とハイタッチしたり、サインしてもらったりといったイベントも盛りだくさんです。お気に入りの選手が見つかったら、現地観戦が病みつきになること間違いなしです!
自由席や2階席でも、日本のアリーナはまだそれほど大きくないので十分に選手の熱量を肌で感じることができます。それに、やはり会場の雰囲気の中で見る場合と、テレビやネットで観戦する場合とでは、感じ方が違います。だまされたと思って、ぜひ一度足を運んでみてください!

2つ目の魅力は、「参加型のイベントが多い」ことです。
客席とコートが近いため、試合前やハーフタイムなどのちょっとした時間でも、観客参加型のイベントが多数開催されています。
イベントの内容はそれぞれですが、例えば、コートを開放して行うシュートチャレンジでは、制限時間内にシュートに成功すると、限定のグッズがもらえたりします。
筆者の地元でいえば、ファイティングイーグルス名古屋では、試合前のコートが開放され、自由にシュートを打つことができます。その際、選手の皆さんもコートに出てきてくれて、話をしながらリバウンドを拾ってくれたり、ブロックに跳んでくれたりすることもあります。
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また、名古屋ダイヤモンドドルフィンズでは、直接参加するイベントだけでなく、最初にゴールを決める選手を予想するイベントなども行われています。
試合を観るだけでも十分に楽しめますが、それ以外にも各チーム様々なイベントを提供してくれるので、待ち時間も飽きることなく楽しむことができます!
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3つ目の魅力は、「天気に左右されずに楽しめる」ことです。
バスケは、もちろん屋内で行われます。このため、雨や雪の場合でも会場に入ってしまえば関係なく、いつも同じように楽しむことができます。
スポーツによっては、前売りでチケットを購入していても、雨天順延で結局払い戻さざるを得なくなってしまうこともあります。バスケではそれが(ほとんど)ありません。交通機関がストップするような大変な天気でもない限りは、試合が順延/中止されることがないため、安心して前売りでチケットを購入することができます。
また、ドーム球場や全天候型のスタジアムなどと比べても、会場がコンパクトであるため、場内の環境を整えやすいこともメリットの1つだと思います。すべての会場ではありませんが、空調設備がある会場では、寒い日や暑い日でも快適に試合を楽しむことができるでしょう!
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そして、4つ目の魅力は、「チアのパフォーマンス」です。
中には、試合以上にこちらを楽しみにしている人もいるほど、Bリーグのチアパフォーマンスは充実しています。それに、上でも紹介したように、観客席とコートが近いため、チアさんのパフォーマンスも間近で観ることができます!さらに、ハーフタイムだけでなく、試合途中のタイムアウトなどでもパフォーマンスを見せてくれます!
これ以上は、実際の写真を見て頂いた方が魅力を理解してもらえると思いますので、過去に撮影した写真をいくつか紹介します。
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これでも足りないという方は、Twitterで#Bチア のタグを検索してみてください。多くの方が、素敵な写真をアップしてくれています。

以上、いかがでしたでしょうか。
バスケ以外でも楽しませてくれるBリーグ、ぜひ一度、会場にお越しください!!

バスケ生観戦のすすめ①〜バスケの魅力編〜

今週はBリーグがお休みですし、バスケを生で観戦する面白さを紹介する記事でも書いて、寂しさを埋めたいと思います。

といっても、生で観戦する魅力を一回の記事ですべて紹介することはできないと思うので、何回かに分けて書いていきます。長い目で見ていただけると幸いです。笑


今回は、バスケットボールという競技の魅力について紹介したいと思います。

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バスケットボールの魅力の1つ目は、「得点が多く入る」ことです。

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得点を奪い合うスポーツにおいて、盛り上がるポイントといえばやっぱり得点が入る瞬間ですよね。それがバスケでは、何度も、連続してやってきます!

応援しているチームのシュートが決まって歓声をあげ、相手のシュートが決まって悲鳴をあげる。そうして一喜一憂しながら終盤のシーソーゲームを迎えたとき、あなたはもうバスケットボールの虜になっていることでしょう!

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バスケットボールの魅力の2つ目は、「攻守の切り替えの早さ」です。

バスケでは、24秒ルールというルールがあり、ボールを持つオフェンス側のチームは、24秒以内にシュートを打たなければいけません。また、いつも24秒をギリギリまで使うわけではなく、ときにはボールを奪ってから10秒や5秒でシュートまでいくこともあります。

このため、常にスピード感溢れる展開が繰り広げられ、観客を飽きさせずに楽しませてくれます。

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ちなみに、アメリカのプロバスケットボールリーグであるNBAでは、ヒューストンロケッツというチームのトレイシー・マグレディ選手が、35秒間に13点という伝説的なプレーを記録したこともあります。

知っている人も多いかもしれませんが、知らない人はぜひ見てみてください。白の1番のプレーヤーです。まさに「打てば入る」といった感じで止めようがありませんね。笑

日本でも生観戦をしていれば、こんな伝説的なプレーに立ち会うことができるかもしれませんよ!


そして、バスケットボールの魅力の3つ目は、「試合終盤の盛り上がり」です。

先ほどの動画でもわかると思いますが、接戦になったときの試合終盤の盛り上がりはバスケの一番の醍醐味です!

バスケは、本当に最後の1分1秒まで結果がわからず、終了のブザーと同時にシュートが決まって逆転勝利となることもあります。このため試合終盤の盛り上がりは尋常じゃなく、得点が入ったときには、試合開始から終盤までに積み上げてきたものが一気に爆発して、思わず立ち上がって声を上げてしまうほど。

ぜひ会場に足を運んで、盛り上がりを肌で感じてみてください!

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もちろん、ここに書いた以外にも魅力はたくさんありますので、自らの目で探していただけたらと思います!


以下、Bリーグのハイライトプレーの動画を紹介して、今回の記事は終了にしたいと思います。


第7節のTOP5プレー


Bリーグの開幕戦(アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングス


FE名古屋の開幕戦(vs西宮S)


他にもスポーツナビyoutubeで無料でハイライトを見られるので、ぜひ検索してみてください!

以上、バスケットボールの魅力についてでした!

【FE名古屋】第7節第2戦vs東京エクセレンス

第7節第2戦、前日に引き続き、Fイーグルス名古屋はホームで東京エクセレンスと対戦。

開場してまもなく、選手たちが出てきてアップを始めます。
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サンダース選手#17と談笑する福澤選手#22。途中加入のサンダース選手は、ケガ人の穴を埋めるだけでなくチームのムードメーカーにもなっています。

各自でのシューティングを終え、チーム全体でのアップに移りますが、どこか違和感が…
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前日欠場だった大塚選手#6に加え、神津選手#11、アラビ選手#21の姿が見当たりません。
その後、3人は少し遅れてスウェット姿で現れ、アップに参加することなくベンチ後ろの椅子に座ってしまいました。どうやらこの日は3人とも欠場のようです。ケガ人が続出するFイーグルス、ちょっと心配ですね…。

この日のFイーグルスは、伊藤選手#5、杉本選手#10、坂本選手#16、サンダース選手#17、福澤選手#22の5人でスタート。

第1Q、Fイーグルスはアラビ選手が抜けたインサイドで坂本選手が活躍しますが、エクセレンスに立て続けに3Pを決められ、追いかける展開に。リズムを掴めずにいる中、残り4分を切ったところでケガから復帰したカーニー選手#25がコートに戻ってきます。
しかし、カーニー選手は出場してわずか1分で2回もファウルを吹かれてしまいます。オフェンスでは随所に能力の高さを見せ、第1Qを16-15の1点リードで終えるも、個人で点を取っている印象が強く、チームオフェンスにはやや不安が残ります。
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ファウルコールに納得のいっていない様子。ファウルの基準やチームとの連携面など、試合勘といった部分ではまだこれからでしょうか。

第2Q、エクセレンスは、ファウルがかさんだFイーグルスのインサイドを攻めてきます。たまらずガード陣がダブルチームに行くと、外から3Pを決められるという悪循環。
また、オフェンスでは第1Qに引き続いてカーニー選手が得点を挙げるも、他の選手が波に乗ることができず、エクセレンスに点差を開けられます。35-43となったところで、前半終了。
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カーニー選手がボールを持ったときに、他の選手の足が止まってしまう場面が多かったように思います。

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FEgirlsによるハーフタイムショー。元気あふれるパフォーマンスを見て、劣勢だった前半から気持ちを切り替えていきましょう!

第3Q、Fイーグルスはメンバーをスタートの5人に戻し、バランスよく得点を奪います。3Pもよく入り、半分を過ぎたあたりで逆転に成功します。その後、一時は再逆転されるも、終了間際の杉本選手の3Pが決まり、同点で最終Qに入ります。
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後半は応援に必死だったため、プレー中の写真をほとんど撮っていませんでした。代わりにFEgirlsの写真をどうぞ。

第4Qは、終始1点を争う白熱した展開に。杉本選手がこのQだけで11点の活躍を見せるも、相手のインサイドプレーを止めることができず、追いついたり離されたりを繰り返したまま時間が過ぎていきます。残り17秒、2点ビハインドの場面でカーニー選手の3Pに望みを託しますが、これが入らずファウルゲームへ。フリースローを確実に決められて、そのまま試合終了となりました。

主力選手複数人をケガで欠く厳しい試合だったとはいえ、終盤、何度も勝利を掴みかけた場面があっただけに、悔しい敗戦となりました。
連勝もここでストップとなってしまいましたが、長いシーズンで上位に行くためには、連勝を続けること以上に連敗しないことが重要だと思います。
幸い次週は試合がないスケジュールとなっています。観戦する側としては寂しいですが(笑)、体調を整えて、また連携面も向上させて戻ってきてくれることに期待しましょう!

以下、この日の感想を写真で紹介します。

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出場できない選手が多い中、代わりに(?)試合前のアップにはリードくんが参加。

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カーニー選手の独特なシュートフォーム。右ひざを曲げ、右のかかとを上げた状態でセット。その後、右ひざを伸ばしてかかとを地面に付けたときの勢いで跳ぶようにしてシュートを打っています。ディフェンスからすれば、セットしてから打つまでの時間が短いので守りにくいのかも?

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試合前のアップでの坂本選手のダンク3連発。プレーはもちろん、見た目のカッコよさでも大人気。現在開催中のNHK写真展「アスリートに恋して。~ギャップもえ男子コレクション~」でも紹介されています。ナディアパーク2階、入場無料なのでお時間のある方は是非。
https://www.fightingeagles.jp/news/14312.html

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アップの最後、全員がダンクを期待する中でのまさかのレイアップ。バスケセンスだけでなく、笑いのセンスも抜群なサンダース選手です。

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ハーフタイム、FEgirlsの平均年齢が18歳という紹介を聞いて、何やら計算している様子のリードくん。この後、ビックリしたようなリアクションをとっていました。まさか、自分との年齢差…?

さて、この日の敗戦でFイーグルスの成績は12勝2敗。1週空いて次節は中地区2位の西宮ストークスと直接対決です。第1節のホームでは1勝1敗の痛み分けに終わりましたが、次こそ2勝して首位の座を確固たるものにしていきましょう!
頑張れ!ファイティングイーグルス名古屋!
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